表彰盾といえばクリスタルやアクリルが定番です。しかし「またクリスタルか」と思われない、手に取った瞬間に質感が伝わる盾を探している方に、私たちは陶磁器の表彰盾をご提案しています。
錦松竹は、やきものの産地・瀬戸で創業100年の窯元が運営するオリジナル陶器の製作窓口です。既製品に文字を入れるのではなく、形そのものからオリジナルで作れるのが窯元の表彰盾です。
このページでは、陶器の表彰盾の特長に加えて、盾に入れる文言の書き方、素材ごとの違い、サイズや飾り方、価格の決まり方まで、はじめて表彰盾を担当する方が迷いやすい点をまとめました。
陶器の表彰盾が選ばれる理由
1. 定番素材と被らない、記憶に残る質感
クリスタル・アクリル・ガラスの盾は美しい一方、どうしても「見慣れた表彰盾」になりがちです。陶磁器の盾は釉薬の艶、土の重み、手仕事の風合いがあり、受け取った方の記憶と部屋に残ります。
2. 形から作れる——完全オリジナルの造形
既製の盾に彫刻するのではなく、原型から起こすため、貴社のロゴやモチーフを盾の形そのものにできます。エンブレム型、社章型、製品モチーフ型など、造形の自由度は窯元ならではです。
3. 金・プラチナの本格装飾
式典にふさわしい格式を、金彩・プラチナ彩の本焼き付けで表現します。印刷やシールではなく、焼き付けた貴金属装飾なので経年で剥がれにくく、永く飾っていただけます。
4. 瀬戸で100年、やきもののプロが作る
企画から成形・絵付け・焼成まで、瀬戸の職人が担当します。表彰の場は一度きり。贈る側の想いに耐える品質でお届けします。
表彰盾の素材を比べる
表彰盾には複数の素材があり、それぞれ得意な場面が違います。選ぶときの目安として整理しました。
| 素材 | 印象 | 向いている場面 | 留意点 |
|---|---|---|---|
| クリスタル・ガラス | 透明感があり光を受けて輝く | 一般的な社内表彰、スポーツ大会 | 使用例が多く、印象が他社と似やすい |
| アクリル | クリスタルに似た透明感で軽い | 数量が多い表彰、コストを抑えたい場合 | 樹脂のため高級感は控えめ |
| 木製 | あたたかみがあり和洋を選ばない | 永年勤続、社内表彰 | 湿度による反りが出ることがある |
| 金属・真鍮プレート | 硬質でシャープ | 技術表彰、産業系 | 単体では表情が出にくく組み合わせが前提 |
| 陶磁器(当社) | 釉薬の艶と土の重み。焼き物ならではの表情 | 周年式典、来賓への贈答、ブランドを印象づけたい表彰 | 形状をオリジナルにする場合は型の製作期間が必要 |
陶磁器は「他と同じにしたくない」「贈る相手に格を示したい」場面で選ばれています。逆に、大量に短納期で揃えたい場合は既製のアクリル・クリスタルが向きます。用途をお聞かせいただければ、無理に陶器をおすすめせず率直にお伝えします。
陶器の表彰盾・記念品の製作事例
- 式典用贈答品 陶盾(プラチナ加工) — 格式ある式典のための贈答盾。プラチナ彩で仕上げました。
- 愛知ブランド認定企業 トロフィー — 認定制度の記念として製作したオリジナルトロフィー。
- トロフィー(ジャンボマグカップ型) — 遊び心のある大会向けトロフィー。モチーフ型の好例です。
- 記念品アロマストーン — 表彰と併せて参加者全員に配る記念品としてご好評です。
こんな用途でご相談いただいています
- 社内表彰・営業表彰・永年勤続表彰
- 創立・設立の周年記念、退任・退職の記念
- 業界団体の認定制度・コンテストの表彰
- スポーツ大会・文化イベントのトロフィー
- 叙勲・受章のお祝い
創立◯周年など会社の節目に贈る記念品をお探しの場合は、周年記念品にオリジナル陶器もあわせてご覧ください。
表彰盾に入れる文字・文言の書き方
盾のデザインを決める前に、まず何を刻むかを固めると話が早く進みます。表彰盾の文面は、次の要素で構成されるのが一般的です。
- 表題 — 「表彰状」「感謝状」「優勝」「永年勤続表彰」など
- 受賞者名 — 会社名・部署名・個人名
- 本文 — 功績や理由を簡潔に。2〜4行におさめると読みやすくなります
- 日付 — 表彰日または式典日
- 贈呈者名 — 会社名・代表者名・団体名
敬称の扱い
社内表彰では敬称を省略する形式も、「殿」「様」を付ける形式もあります。社外の方へ贈る場合は「様」を用いるのが無難です。社内の慣例がある場合はそれに合わせます。迷われる場合はご相談ください。
文例
永年勤続表彰
「あなたは永年にわたり職務に精励され その功績はまことに顕著であります よってここに記念品を贈り表彰します」
取引先への感謝
「貴社には格別のご支援を賜り 弊社の発展に多大なるご貢献をいただきました ここに深く感謝の意を表します」
コンテスト・大会の表彰
「あなたは上記大会において優秀な成績を収められました その栄誉をたたえここに表彰します」
陶器の盾は文字数が多いほど余白とのバランスが難しくなります。長文になる場合は、盾には表題と受賞者名のみを入れ、詳細は別の表彰状に記す構成をおすすめすることもあります。
デザインの決め方
「どんなデザインにするか決まっていない」という状態からのご相談がほとんどです。次の3点さえ決まっていれば、あとはこちらでご提案できます。
- 贈る相手と場面 — 社内か社外か、式典の規模
- 入れたい要素 — ロゴ、社名、モチーフ、受賞者名
- おおよその数量と時期
ロゴをそのまま盾の輪郭にする、製品の形をかたどる、産地の土の色を活かす——形からつくれるからこそ選べる方向があります。ラフスケッチや「こんな雰囲気」という参考画像だけでも構いません(ラフスケッチから具現化した事例)。
サイズと飾り方
表彰盾は飾られる場所を想像して大きさを決めると失敗がありません。
- 受賞者のデスクや自宅に置く — 手のひらから両手にのる程度。スタンドで自立する形状が扱いやすい
- 役員室・応接室に飾る — 存在感のある大きさ。重量があるほど据わりが良く、陶器の質感が活きます
- 受賞企業の受付に並べる — 毎年同じ形で揃える前提にすると、並べたときに美しくなります
陶磁器は落下に弱いため、自立の安定性は設計段階で作り込みます。壁掛けをご希望の場合も、重量に応じた形状をご提案します。
表彰盾ができるまで(製作の流れ)
- ご相談・お見積り — 用途・数量・イメージをお聞かせください。ラフスケッチや参考画像だけでも構いません。
- デザイン・原型製作 — 形状とデザインを固め、原型・型を起こします。
- 名入れ・装飾 — 社名・ロゴ・受賞者名などを入れ、金・プラチナ装飾を施します。
- 焼成・検品・納品 — 窯で焼き上げ、検品のうえお届けします。
詳しくはご依頼の流れをご覧ください。
価格はどう決まるか
オリジナルの表彰盾の価格は、主に次の4つで決まります。
- 形状をオリジナルにするか — 原型・型の製作費が必要かどうか。ここが最も大きく効きます
- 数量 — 型の費用は数量で割るため、数が多いほど1個あたりは下がります
- 装飾 — 金彩・プラチナ彩など、手をかけるほど加算されます
- 大きさ — 土の量と焼成の手間に比例します
大切な点として、型は保管しているため、2回目以降の追加製作では型代がかかりません。毎年の表彰で同じ盾を使う場合、続けるほど1個あたりのコストは下がっていきます。「初年度だけ費用が立ち上がり、翌年から軽くなる」構造だとお考えください。
少数のご相談も承ります。数量が少ない場合は、型を使わない工法や既存の形を活かす方法をご提案することもあります。納期は内容により異なりますので、式典の日程が決まっている場合はお早めにご相談ください。
よくあるご質問
1個だけでも作れますか?
ご相談いただけます。用途と形状により、最適な工法をご提案します。
ロゴや受賞者名は入れられますか?
入れられます。名入れ・ロゴの焼き付けは表彰盾で最も多いご依頼です。
デザインデータがなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。ラフスケッチや「こんな雰囲気」という参考画像から、当方でデザインを具現化します(ラフスケッチから具現化)。
毎年の表彰で同じ盾を追加できますか?
できます。型を保管しているため、2回目以降は型代なしで追加製作が可能です。受賞者名だけを毎年変えることもできます。
盾とトロフィー、どちらが良いですか?
飾る場所で選ぶのが分かりやすい目安です。棚や壁に納まりよく飾るなら盾、単体で存在感を出すならトロフィー。陶器ではどちらも製作できます。
割れませんか?
通常の使用(飾る・手に持つ)で問題のない強度で焼き上げます。ただし落下には弱いため、安定して自立する形状設計と、輸送時の梱包で対応します。
世界にひとつの表彰盾を、瀬戸の窯元と
まずは用途と数量をお聞かせください。ラフスケッチや参考画像だけでもご相談いただけます。文面がまだ決まっていない段階でも構いません。